ウチナームークが教える沖縄台風

沖縄移住

台風シーズンが長い

沖縄では台風シーズンが長いです。

5月~11月の半年と長いんです。

その中でも直撃しやすい時期が7月~9月が本島地方直撃しやすいです。

沖縄でもたまにやってくる嵐のイメージなのですが、直撃しなくても影響は出るので注意が必要です。

ウチナーンチュが台風に慣れているのは、台風シーズンが長いことが一つの理由です。

威力は内地の倍

沖縄で体験した台風は、神奈川に居た頃の倍くらいの威力だと思います。

なぜそう思うのか。

単純に気圧が低いです。

神奈川で体験してきた台風は、980hPa前後でした。

沖縄では960~970hPa平均です。

内地は1日たたずに通り過ぎますが、沖縄では時速10~15kmでノロノロ進んでいきます。

おまけで、同じと場所で足踏みするかのように停滞までします。

風も超強烈です。

離島では車が動いたり、横転します。

雨も運転しようものなら、前見えません。

それで先日の強烈な台風では、被害が1週間以上と久しぶりにすごい台風でした。

沖縄に来た時には、台風の威力は内地の倍と考えましょう。

沖縄台風は基本的に停滞する

沖縄で台風が直撃するというときは、基本的に停滞すると思って間違いないです。

体感として、1~2日は停滞して影響を与えて去っていきます。

本島に長いと3日以上影響を出します。

天気予報で台風が沖縄に接近すると流れたら、まず停滞すると考えましょう。

その時は、必ず台風対策が必須になるので、お忘れなく。

必ず台風対策しましょう!

天気予報で台風情報が出てきたら、必ず台風対策しましょう。

内地と違い、外に置いてあるものは基本吹き飛ぶものと考えてください。

プランターや掃除道具、洗濯干し場、自転車など外で保管しているものが多いはずです。

これらを飛ばされないように固定したり、飛ばされない工夫を行わないと後で泣きます。

対策しないで放置すると、飛ばされて無くなるだけでなく、家を破壊しかねません。

台風でジャンプコミックス程度の本でも飛ばされたら、家の窓ガラスを割ることもあります。

台風対策することで、自分の家や隣の家も守ることになるので必ずやりましょう。

食料品の備蓄はお早めに!

台風の影響が出る前に、食料品の備蓄を早めに済ませましょう。

直撃1週間前には、何を買っておくか考えるとよいです。

それはなぜか?

スーパーから食料品がなくなるからです。

特に美味しくて人気のレトルト食品やカップ麺、パンが消えます。

台風直撃1日前では、もうすでにスーパーも欠品する商品があるほどです。

本当に強烈な台風のときは、飛行機や船の物流がストップするので食料品の循環も止まります。

長いと3~4日物流が止まります。

船は、海がシケると運行しません。

食料品の大量輸送は、船便が活躍しているおかげなのです。

台風が天気予報で出てきたら、食料品の備蓄を早めにやりましょう。

台風の時は、外に出ないと思いきや

基本的には台風の時は、外に出るのはやめましょう。

ウチナーンチュは長年の台風経験数が違うので、台風の時は、外に出ないと思いきや外出します。

妻が天気予報と外の状況を見て、一言。

妻「今なら出れる。買い出しいくよ!」

俺「ウソだろ!?本気か!?」

妻「ウチナーンチュは経験と感覚で、弱くなるタイミングがわかるよ。いくよ!」

俺「そんなことあるの!?」

と言いつつ、しぶしぶ外出しました。

道路に出てビックリでした。

台風でこの交通量だと!!

みんな同じタイミングで、食料品などの買い出しに出ます。

内地の兄に話たら、普通におかしいだろ!と突っ込まれました。

これはマネしないでください。

ウチナーンチュの経験から来る判断なので、外に出ないで引きこもりましょう。

沖縄生活9年目ですが、僕はこの出れるタイミングが判断できません。

経験値があってこその部分ですし、本当に危険なときはウチナーンチュも外に出ません。

沖縄で台風が直撃するときに、死者が出ないのは外に出ないからです。

車庫がつぶれてなどのイレギュラーがない限り、ニュースでは死者が出ることはないです。

感覚でわかるってすごいですね。

ウチナーンチュは長年の台風経験数が違うので、台風の時でも外に出ないと思いきや外出します。

台風前にガソリンは満タンに

台風で食料品の次に準備しておきたいのが車のガソリンです。

沖縄で台風が来るときは、停電も考えなくてはいけません。

停電対策として、車のガソリン満タンが必須です。

場所によっては、2日程度停電します。

その時に、暑さ対策やスマホの充電、テレビ鑑賞、情報収集とさまざまな活用が車でできます。

こどもがいると、停電したときに熱中症のリスクも出てきます。

停電したら、車のエアコンで暑さ対策できます。

ついでにテレビ見て、暇つぶしもできます。

夜の寝苦しい暑さも車中泊でしのげます。

シガーソケットから充電できるようにしておけば、スマホの充電もできて情報もスマホからも見れます。

準備していないと、停電してやることない時間が我慢して耐え続けることになります。

停電したときに車のガソリンがあると、快適に過ごせるので本当に助かります。

台風が来る前には、必ずガソリンを満タンにしましょう。

台風の警戒度は、ユニオンでわかる

台風の警戒度は、スーパーマーケットのユニオンさんでわかります。

沖縄には、イオンさんやサンエーさん、かねひでさん、ユニオンさんがよく見かけるスーパーマーケットです。

この中で台風の暴風警報発令中でも、一番頑張って営業してくれるのがユニオンさんです。

ユニオンさんが通常営業ではなく、短縮営業になったら警戒しましょう。

ウチナーンチュは、「ユニオンが開いてるなら、大丈夫よ」と話すほどです。

ユニオンさんの営業状況が一つの基準になります。

台風の時はチェックするとよいでしょう。

物流が止まったら、食料品はイオンへ

沖縄の物流は、飛行機と船で流れてきます。

沖縄でまず止まるのは船で、そのあと飛行機という流れです。

台風の影響で、食料品が枯渇してくる状況で頼れるのがイオンさんです。

航空会社さんとイオンさんとの提携だそうで、空港近くのイオンさんへ食料品を優先的に運搬するそうです。

飛行機が開通したら、支援物資として食料品が優先されて運搬されます。

そして、空港近くのイオンへ優先されて運搬されます。

空港から直接10トン車で持っていくそうです。

空港で一番近いのは、那覇市小禄にある那覇イオンさんですね。

穴場なのが、豊見城市豊崎にあるイーアス豊崎内にあるイオンスタイルさんです。

イーアスさんが休みでもイオンスタイルさんは開いてたりします。

2023年の台風6号で、サンエーさんとイオンさんで食料品の量がかなり差がありました。

長期的に物流が止まって、食料品が少なくなったときは那覇イオンさんへ行きましょう。

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